松本民芸家具の91型キャプテンチェアです。左が20年前に作られたもの。右は新品。
20年前に作られてお店でたくさんの人に座っていただいて、店員さんが毎日雑巾かけしてピカピカになったものです。色が明るくなるだけでなく、塗装に透明感が増してきます。それがいわゆる「味」や「深み」という、時間経過でしか出せないもの。使い手が道具を育てる感覚で、ご自分でアンティーク家具にしていくという「楽しみ」が、この家具からは得る事ができます。